これで迷わない!外装デザインをすんなり決めるコツ
リフォームをする!と決めたけれど、さてどんな外観にしようか・・・。
と思っているみなさん。今回は、リフォームプラン決定時に一番迷う色選びについてお話したいと思います。
何となくイメージはしているけど担当営業スタッフに伝えづらい。
と思っている方、希望をどう伝えていいのかイマイチ迷っている方、このコラムを読んでいただいて少しでもリフォームプランのイメージが纏まることを祈ります。
1.まずはカラーイメージを決める
ご家族の皆さんで相談することも大切ですが、家族会議で良くありがちなのが『うーん。価格と内容は何となく決められるけど、デザインは良くわからないなぁ。お母さんに任せるよー。』という決定事項。
確かに女性の方が普段からオシャレに気を使うことも多く、色彩感覚が豊かだとは言われていますが…。
それでも丸投げされてしまっては責任重大です!
「何となく明るい感じの家に・・・。」とか「何となく爽やかな感じの家に・・・。」という方向性だけでもご家族で決めていただければ、現在では大抵のリフォーム会社でカラーシュミュレーション画像を出していただけますのでカラーイメージが決まりやすいと思います。
特に塗装工事をご検討の場合は事前にカラーシミュレーションをしてみることで、思いもしなかったカラーパターンがかえって気に入ってしまうかもしれません。
もちろんカラーシミュレーションは外装リフォームのイメージを決定する上では大活躍しますが、実際の塗装工事においては日照条件や艶の度合いで色の見え方が若干変わることもありますので『画像を忠実に』というわけにはいかない場合もあるのでご注意くださいね。
2.単色か多色かという悩みには
1色で外壁を彩るか、塗り分け、張り分けして外壁を彩るか・・・。
皆様も悩みどころだと思います。
塗り分け、張り分けしたデザインはカッコいいけれどセンスが問われるし、それなら考えるのも面倒だから無難に1色でまとめようかな。なんて思っている方はいらっしゃいませんか?
塗り分け、張り分けの色選びには実はコツがあるのです!
塗装の場合は担当営業スタッフさんがご提案の際にカラーサンプル帳を見せてくれることが多いと思います。
しかしこのカラーサンプル帳、色が多すぎて一言にベージュといってもたくさんのベージュがあって迷ってしまいますよね。
こんな時は塗り分けの色を同じページから選ぶのがお勧めです。
同系色での塗分けであればメリハリをつけながらまとまった印象になります。
もちろんアクセントカラーを入れたい方にもお勧めです。
3.「明るく爽やか系?」or「クールな大人系?」自分好みの方向性を直感で決める
それでは直感でどの施工パターンが好きか選んでみましょう。
下の4つの画像の中で一番好きなのはどのデザインですか?
①をお選びのあなたは、シンプルなワントーン仕上げがお好みのようですね。
今の外壁と屋根をきちんと洗浄して汚れを落とし、外観をスッキリと見せるような仕上がりが良いでしょう。
まるで新築の時が戻ったかのような外観になりますね。
②をお選びのあなたは、爽やかな印象の外観がお好みのようですね。
白っぽい色同士の組み合わせであれば外観が明るい印象になります。
白色に近い色ほど遮熱効果がありますので高機能塗料を選択することが可能です。
③をお選びのあなたは、クールでカッコいい外観がお好みのようですね。
メリハリある塗り分けデザインでシンプルながら目を引く外観になることでしょう。
今のお住まいをイメージチェンジしてスタイリッシュな外観に変身できますね。
④をお選びのあなたはスポーティーな外観がお好みのようですね。
カラフルだけれども派手過ぎないカラーを塗り分けすることで外観にハツラツとした元気な印象が演出できます。
センスと個性を存分に活かし、外観にオリジナリティを表現させることをお勧めします。
デザインの方向性に迷っている方は、まずは直感で好感の持てるイメージを探しましょう。
ご自身の『好きな外観』の中に、きっとリフォームのデザインヒントは隠れていますよ!
4.迷ったら『白色も』取り入れる
それでも塗り分け、張り分けに迷った場合は…白色を取り入れてみましょう。
みなさんも薄々感じておられることとは思いますが、白色と黒色ってどんな色にもマッチするからです。
では、『なぜ白色を取り入れるの?黒色ではダメなの?』と思われる方もいらっしゃるでしょう。黒色でも良いのですが、実は白色の方がお得なことが多いのです。
まず、白色は黒色に比べ太陽の熱を建物の内部に通しにくい。という遮熱の効果があります。
そして、夜には街灯の光を反射しやすいので、お住まいが見えやすく帰宅する方にとっては視認性が良いという利点もあります。
白色だと雨筋汚れや埃が付きやすいのでは?
というご心配もあるかもしれませんが、近年は外壁材(外壁サイディング)や外壁塗料の開発も目覚ましく、雨の日には外壁汚れを雨水が洗い流す親水性塗膜を形成する商材が多いので、昔と違って一概に白色だから汚れが目立つということはありません。
5.まとめ
外装リフォームで迷ったなら、まずはご家族でどんなイメージのデザインにするか方向性を決めましょう。
ご意見が分かれるようであれば、リフォーム会社でシミュレーションしてもらうことで外観のイメージがより鮮明に纏まることでしょう。
それでも、どんなものをシミュレーションしてもらえばいいの?という方は、自分はどんな外観が好みなのか。を認識しておきましょう。
その結果によって、単色なのか多色なのか。どんな色やプランを選ぶべきなのかが自然と決まってくると思います。外観デザインはお住まいの資産価値にも影響する大切な要素の1つです。
ご家族で楽しみながら外装リフォームを実現させましょう。